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国交省、運転中のスマホ操作続発受け禁止徹底要請

2016年11月7日 (月)

行政・団体国土交通省は7日、大阪府門真市で貸切バスの運転者が運転中にスマートフォンを用いてゲームアプリを操作していたとして、日本バス協会や全日本トラック協会などの関係団体に「業務中の携帯電話・スマートフォンの使用禁止」を徹底するよう通知したと発表した。

門真市の事案では事故にこそ至らなかったものの、10月26日には愛知県一宮市で、運転者がスマートフォンでゲームを操作しながら走行していた自家用トラックに小学生がはねられ死亡する事故が発生している。

こうした事案が続発していることを受け、国交省は「1月に発生した軽井沢スキーバス事故を受け、貸切バスの信頼を回復するためのさまざまな取り組みを行っている最中に、事業用自動車の運転者が、このような安全を軽視する行為を行ったことは極めて遺憾」と憤りを隠せない様子で、「いうまでもなく、運転中にスマートフォンなどの画像を注視する行為や携帯電話を用いて通話する行為は、道路交通法で禁止されている極めて危険な行為」であるとして、乗務中の携帯電話による通話やスマートフォンの操作の禁止を改めて徹底するよう、事業者団体に通知した。