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LNGバンカリング効率化へ横浜港の利用形態見直し

2016年11月7日 (月)

ロジスティクス国土交通省は7日、横浜市が横浜港の港湾施設の利用形態を見直し、同日からLNGバンカリングの効率化を図ることになったと発表した。

市が利用形態を見直すのは、国交省の横浜港LNGバンカリング拠点整備方策検討会の議論を踏まえたもので、1回のLNGバンカリングに必要な準備作業時間が半減するほか、作業人員の3割削減や安全性の向上が見込まれるという。

横浜港でのLNGバンカリングは2015年8月に運航を開始したLNG燃料タグボート「魁」に対する燃料供給でスタート。これまでは車道に停車したLNGタンクローリーと船体の間に20メートルのフレキシブルホースをその都度設置・撤去して行われてきたが、改善後は船舶とLNGタンクローリーを近接させ、リスクの低減と唖然性の向上を図る。

LNGバンカリング効率化へ横浜港の利用形態見直し

国交省では、横浜港をモデルケースとしたLNGバンカリング拠点の整備に関する検討会を6月に設置し、年内をメドにとりまとめを行うことにしている。