ロジスティクス日新の9月中間決算(7日発表)は、国内輸出入貨物の減少や海上運賃の下落を受け、減収減益となった。
米州、アジア向け海上貨物が自動車部品、完成車輸出、食品関連貨物の輸入取り扱いが順調に推移したものの、ほかは全般的に輸出入貨物の取り扱いが減少し、海上運賃の下落もあって減収要因となった。
航空貨物は中国、アジア向けを中心に自動車部品、雑貨、設備のスポット案件の輸出が増加。食品関連、自動車部品、秋冬物アパレルの輸入も堅調に推移したが、航空運賃の燃油サーチャージ減少が売上に影響した。国内倉庫では、輸入食品関連や輸出用中古建機の保管が収益に寄与した一方、港湾関連では船社再編で寄港回数が減少したほか、中国航路でも景気減速の影響で取扱量が減少傾向を辿った。
中国では、航空輸入や内需品の倉庫保管業務、国内配送業務などが伸長したが、航空輸出の取り扱いは低調に推移した。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 96,744 | -6.6% | 48,397 | -8.8% | |
営業利益 | 2,347 | -16.8% | 2.4% | 1,053 | -26.1% |
経常利益 | 2,536 | -14.2% | 2.6% | -- | -- |
当期純利益 | 1,797 | -8.1% | 1.9% | -- | -- |