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福山通運・中間、人件費・傭車費かさみ営業益12.7%減

2016年11月8日 (火)

ロジスティクス福山通運が8日発表した9月中間決算は、人件費や傭車費用がかさみ12.7%の営業減益となった。

主力の運送事業で運賃是正に取り組み、1個30キロ以下の小口輸送で前期比0.2%、1件につき6個・121キロ以上の商業貨物で0.3%それぞれ単価アップを実現したが、商業小口と重厚長大品輸送では逆に0.5%前後の単価ダウンとなった。

また、トラックの積載率は前年度下半期の84%から、今上半期は81%へと低下。運行便の自社化率は0.4ポイントアップの85.9%となった。

下期は取扱量の減少を新規事業でカバーし、2016年3月期並みの売上を確保するが、人件費や傭車費の増加、車両更新による減価償却費の増加を織り込み、営業利益は14%の減益となる見込み。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
125,4770.2%62,6820.5%
営業利益
5,218-12.7%4.2%2,372-17.1%
経常利益
5,946-12.8%4.7%----
当期純利益
4,673-1.1%3.7%----

福山通運