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リンコー、通期業績予想を修正

2016年11月9日 (水)

財務・人事リンコーコーポレーションは9日、下期は同社の事業基盤である新潟県内の景況感が改善する兆しが依然として見られず、厳しい状況が続く見込みなほか、第2四半期まで堅調に推移した臨港埠頭の一般貨物の取り扱いの減少、大型建機販売の受注件数が消費税増税延期により販売受注件数が減少することが予想されることなどから、2017年3月期通期連結業績予想を修正した。

同日発表した4-9月期決算で、利益面が予想を大幅に上回る実績となったが、通期予想では上期ほどの伸びが見込めないとし、利益面では小幅な上方修正にとどまった。

通期予想は売上高を当初の164億5000万円から158億円へ4%引き上げ、営業利益を3億8000万円から4億2000万円へ10.5%、経常利益を3億4000万円から4億円へ17.6%、純利益を2億6000万円から2億9000万円へ11.5%引き上げる。