財務・人事11月10日決算発表企業は次の通り。
C&Fロジホールディングス | DC・TC両事業で取扱量増加 |
日本トランスシティ | 港湾運送の取り扱いが復調したものの、陸上運送… |
ゼロ | 主力セグメントの自動車関連事業で主要取引先で… |
ロジネットジャパン | 同社を構成する事業会社のうち、札幌通運グルー… |
伊勢湾海運 | 金属加工機、バルクカーゴを始めとした取扱貨物… |
川西倉庫 | 売上高は連結子会社の増加や貨物取り扱いが増え… |
乾汽船 | 外航海運事業は売上高42億2700万円(35.3%減)… |
兵機海運 | 港運・内航事業で取扱量が減少したことを受けて… |
東京汽船 | 輸出入の低迷に加え、コンテナ船各社の輸送効率… |
■日本トランスシティ
港湾運送の取り扱いが復調したものの、陸上運送の取り扱いが低調に推移したほか、国際輸送の低調に加えて円高の影響などで減収減益。四半期純利益は、固定資産(土地)譲渡に伴う固定資産処分益・関係会社清算益を計上したことで増加している。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 45,134 | -2.6% | 22,491 | -3.9% | |
営業利益 | 1,304 | -34.2% | 2.9% | 665 | -26.3% |
経常利益 | 1,547 | -29.4% | 3.4% | -- | -- |
当期純利益 | 2,512 | 84.4% | 5.6% | -- | -- |
■ゼロ
主力セグメントの自動車関連事業で主要取引先である日産自動車の新車販売台数が減少したことによる影響が大きく、売上収高が減収した。予想に対する進捗率はやや低調に推移している。
2017年6月期第1四半期決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 18,528 | -4.1 | |
営業利益 | 1,201 | -12.3 | 6.5% |
経常利益 | 1,238 | -11.7 | 6.7% |
当期純利益 | 688 | -27.2 | 3.7% |
■ロジネットジャパン
同社を構成する事業会社のうち、札幌通運グループでは本州地区で新たな事業分野の取扱量増加で2.9%の増収、中央通運グループでは鉄道利用運送部門、建設運輸部門とも堅調に推移し2.4%の増収、ロジネットジャパン西日本グループでは抜本的な事業再構築効果や組織再編の相乗効果効果もあって7.9%の減収となったものの、営業利益は2.6倍増と大きく改善した。
営業利益はロジネットジャパン西日本の業績回復、札幌通運の本州地区での増収による利益増に加え、前年度まで苦戦をしていた飲料水製造販売事業や観光事業で新たな販売戦略が奏功し業績が好転したことで増益。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 26,323 | 1.3% | 13,719 | 0.0% | |
営業利益 | 1,149 | 71.4% | 4.4% | 671 | 57.9% |
経常利益 | 1,132 | 69.4% | 4.3% | -- | -- |
当期純利益 | 783 | 14.5% | 3.0% | -- | -- |
■伊勢湾海運
金属加工機、バルクカーゴを始めとした取扱貨物量全般が減少したほか、船会社による経営統合の影響を受けコンテナ貨物取扱本数が減少したため減収減益。これに伴い4-9月、通期とも業績予想を下方修正。通期は売上高430億円、営業利益15億円、最終利益6億5000万円を見込む。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 21,332 | -10.5% | 10,825 | -10.8% | |
営業利益 | 714 | -40.3% | 3.3% | 364 | -38.0% |
経常利益 | 474 | -64.3% | 2.2% | -- | -- |
当期純利益 | 222 | -70.6% | 1.0% | -- | -- |
■川西倉庫
売上高は連結子会社の増加や貨物取り扱いが増えたものの、湾運送取扱業務の減少、国際物流部門の海運市況低迷もあり微増にとどまった。営業利益は普通倉庫貨物の荷動きが低迷する中、保管高が増加したことや動力費などコスト削減、太陽光発電の売電事業が業績に寄与し33.5%増加した。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 11,044 | 0.3% | 5,530 | 1.9% | |
営業利益 | 268 | 33.5% | 2.4% | 103 | -3.7% |
経常利益 | 281 | 26.4% | 2.5% | -- | -- |
当期純利益 | 176 | 27.9% | 1.6% | -- | -- |
■乾汽船
外航海運事業は売上高42億2700万円(35.3%減)、セグメント損益は前連結会計年度の減損損失計上に伴う減価償却費の減少により5600万円改善し18億5600万円の損失となった。倉庫・運送事業は、連結子会社となったイヌイ運送の収益により3億4900万円で17.8%の増収となったものの、利益は施設の売却に伴い6700万円減益した。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 8,784 | -19.8% | 4,280 | -24.0% | |
営業利益 | -1,113 | -- | -- | -525 | -- |
経常利益 | -1,294 | -- | -- | -- | -- |
当期純利益 | -1,356 | -- | -- | -- | -- |
■兵機海運
港運・内航事業で取扱量が減少したことを受けて減収減益。港運事業では、中国の景気停滞による影響で主力の輸入取扱量が低調となり売上高が15.2%減少した。内航事業は船腹補強や管理経費の負担増もあり営業利益が54.8%減少した。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 5,994 | -7.8% | 3,003 | -8.0% | |
営業利益 | 25 | -75.4% | 0.4% | 19 | -69.4% |
経常利益 | 23 | -77.1% | 0.4% | -- | -- |
当期純利益 | 34 | -47.2% | 0.6% | -- | -- |
■東京汽船
輸出入の低迷に加え、コンテナ船各社の輸送効率化による運航船舶の削減などで減収となり、営業利益は売上減少に加え、人件費や減価償却費などの固定費が増加したため減益となった。
曳船事業は、昨年8月からの強制水先制度の規制緩和の影響でコンテナ船やバルカー船を中心に減少したことに加え、燃料油価格の下落により燃料油価格調整金の適用水準が下がり減収。東京地区では前年同期並みとなり、横須賀地区ではタンカーやLNG船の入湾数が減少しエスコート作業が減収となった。千葉地区ではLNG船や鉱石船など大型船入港数が減少し減収。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 6,155 | -2.2% | 3,164 | -1.7% | |
営業利益 | 499 | -18.3% | 8.1% | 280 | -23.9% |
経常利益 | 650 | -18.1% | 10.6% | -- | -- |
当期純利益 | 552 | -7.2% | 9.0% | -- | -- |