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イーレックスの木質バイオ発電に九電工参画

2016年11月11日 (金)
イーレックス
空白

荷主イーレックスは11日、同社が10月に設立した「豊前ニューエナジー合同会社」に九電みらいエナジーと九電工が出資参画し、今後、三社共同で木質バイオマス発電事業に着手することになったと発表した。

イーレックスと九電みらいが発電所の運営を担い、主にイーレックスが燃料調達、九電みらいが技術管理を担当する。また、九電工は発電所の電気設備工事を担当するなど各社の強みを活かした事業運営を図る。

今回の発電プラントは、バイオマス燃料の発電所として国内最大級の7万4950キロワット規模のプラントを建設する計画。九電みらいと九電工の出資により、合弁会社の出資割合はイーレックス65%、九電みらい27%、九電工8%となった。

■発電所の概要
発電所名:豊前バイオマス発電所
所在地:福岡県豊前市大字八屋(九州高圧コンクリート工業所有地)
定格出力:7万4950キロワット
年間発電量:50万メガワット時(一般家庭15万世帯分の年間消費電力に相当)
燃料使用量:パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット30万t/年
着工:2017年3月
営業運転開始:2019年10月