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王子HD、ミャンマーで軟包装・紙コップ事業を開始

2016年11月11日 (金)

国際王子ホールディングスは11日、ミャンマーのティラワ工業団地に拠点を構える王子ミャンマー・パッケージング社が軟包装と紙コップ事業を開始すると発表した。

同国には国際的な飲料・加工食品や生活消費財企業の進出が続く一方、近代的な加工設備を持つサプライヤーが限られていることから、高級品や輸出向けの軟包装需要に対応できる現地企業が大幅に不足している。

同社はこうした市場ニーズに対応するため、現地法人が提供できるパッケージング分野を拡充し、、新たに軟包装事業と紙コップ事業を実施することにしたもの。

今後も事業の多角化計画を進め、日本、アジア市場で展開している「Genki!」ブランドの子供用紙おむつの輸入加工販売、水処理設備の製造、販売・サービス業務についても本格的な事業展開を図る。

同社のミャンマー事業は、2015年5月にヤンゴン市内のミンガラドン工業団地で段ボール工場が稼働、現在はティラワ経済特区工業団地で段ボール箱製造販売と紙パルプ、フィルム、その他の包装資材の輸入加工販売を行う王子ミャンマー・パッケージング社の工場が稼働準備段階となっている。