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出荷期限対応した需要予測システムの新バージョン発売

2016年11月14日 (月)
出荷期限対応した需要予測システムの新バージョン発売
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サービス・商品キヤノンITソリューションズは14日、出荷期限を考慮した補充計画を立案できる、需要予測・需給計画システムの新バージョン「FOREMAST(フォーマスト)Ver.3.0」を11月下旬から販売開始すると発表した。

フォーマストは需要予測による在庫管理を行い、在庫削減、需給計画業務を改善するシステムで、パッケージ販売ではなく、コンサルティングからシステム開発・導入、運用定着までトータルで提供する。過去の出荷実績を用いて未来の需要を予測し、その需要に応じた在庫補充を計画する。

新バージョンでは出荷期限を考慮した補充計画機能、現状では廃棄になってしまうおそれのある在庫に対するアラート機能、ほかの拠点との情報連動など、よりユーザー視点に立ったシステムを構築している。

「需要予測だけを手軽に導入したい」「需給計画システムを業務に合わせて構築したい」など、ユーザー希望に沿ったカスタマイズが可能となっている。

旧バージョンを導入したニチレイフーズでは、在庫適正化によりデポ在庫のトータル量が削減できたほか、従来1日かかっていた在庫過不足アイテムのチェック業務時間が半日に減少した。このほか、サントリービジネスエキスパート、アース製薬など、48社の導入実績を持っている。

また、次期バージョン以降では、物流効率を考慮した補充計画の立案ができるよう開発する予定で、これが完成すれば、物流効率を考え、まとめて配送したり、年末前などに前倒しで補充するなどが可能になるという。

価格は1500万円からで、販売目標は年間30社を見込んでいる。