産業機械輸出、4-9月の契約高16％減少

調査・データ日本産業機械工業会は14日、上半期（4-9月）と9月の産業機械輸出契約状況を発表した。4-9月の主要70社の輸出契約高は6702億3600万円で前年同期から16％減少した。

機種別では、ボイラ・原動機がアジアの増加で66％増、鉱山機械が中東・オセアニアの増加で26.6％増、化学機械が中東、南米の減少で53.1％減、プラスチック加工機械が北米の減少で5％減となった。

風水力機械がアジア・中東の減少で33.4％減、運搬機械がアジアの増加で28.5％増、変速機がアジアの増加で3.2％増、金属加工機械がアジアの減少で36.1％減、冷凍機械が中東の減少で8.4％減少した。

一方、9月の主要70社の輸出契約高は1559億4300万円で前年同月から41.6％増加した。

地域別構成比は、アジアが55.2％、ロシア・東欧25.2％、北米7％、中東5.3％、欧州5％となった。

機種別では、ボイラ・原動機がアジア、オセアニアの増加で3.1％増、鉱山機械がアジア、中東の増加で3.8倍増、化学機械がアジア、中東、欧州、ロシア・東欧の増加で3.4倍増、プラスチック加工機械がアジア、南米の増加で1.4％増。

風水力機械が中東の減少で16.2％減、運搬機械がアジア、北米の増加で2.1倍増、変速機がアジアの減少で9.4％減、金属加工機械がアジアの減少で20.6％減、冷凍機械がアジア、中東、欧州の減少で33％減少した。