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4-9月の産業機械受注、外需が17.2%減少

2016年11月15日 (火)

調査・データ日本産業機械工業会は14日、上半期(4-9月)と9月の産業機械受注状況を発表した。4-9月の受注高は2兆1430億9900万円(前年同期比8.7%減)で、内需が1兆4253億7400万円(3.7%減)、外需が7177億2500万円(17.2%減)となった。

内需のうち、製造業向けは9.6%減、非製造業向け9.3%減、官公需向け12.8%増、代理店向け5.4%増だった。

増加した機種は化学機械(17.7%増)、プラスチック加工機械(10.7%増)、ポンプ(5.3%増)の3機種だった。減少したのはボイラ・原動機(23.4%減)、鉱山機械(40.2%減)、タンク(55.3%減)、圧縮機(1.7%減)、送風機(0.2%減)、運搬機械(5.3%減)、変速機(4.1%減)、金属加工機械(11.5%減)、「その他機械」(2.5%減)の9機種。

外需のうち増加した機種は、ボイラ・原動機(34.9%増)、鉱山機械(29.8%増)、運搬機械(19.1%増)、変速機(2.6%増)、その他機械(22.8%増)の5機種だった。減少したのは化学機械(48.6%減)、タンク(95.5%減)、プラスチック加工機械(8.4%減)、ポンプ(32.7%減)、圧縮機(32.8%減)、送風機(65.8%減)、金属加工機械(58.2%減)の7機種。

機種別では、ボイラ・原動機が鉄鋼、電力の減少で5.5%減、鉱山機械が建設の減少で35.9%減、冷凍機械を含む化学機械が外需の減少で13.4%減、タンクが石油・石炭、外需の減少で80.9%減となった。

プラスチック加工機械が外需の減少で0.3%減、ポンプが外需の減少で6%減、圧縮機が外需の減少で16.9%減、送風機が外需の減少で16.8%減。

運搬機械が外需の増加で0.8%増、変速機が外需の減少で3%減、金属加工機械が外需の減少で37.6%減となった。

一方、9月の受注高は4848億5400万円(前年同月比14%増)で、内需が3183億9600万円(5.1%増)、外需が1664億5000万円(36%増)となった。

内需のうち、製造業向けは14.2%増、非製造業向けは10.1%増、官公需向けは8.1%減、代理店向けは5.8%減だった。増加した機種は化学機械(35.9%増)、タンク(0.3%増)、ポンプ(8.3%増)、送風機(4.9%増)、運搬機械(46.8%増)、金属加工機械(59.3%増)の6機種。減少した機種はボイラ・原動機(10.2%減)、鉱山機械(17.2%減)、プラスチック加工機械(19.4%減)、圧縮機(7.3%減)、変速機(4.3%減)、その他機械(24.7%減)の6機種だった。

外需のうちプラントは4件で373億5100万円(26.6%減)となった。増加した機種は、ボイラ・原動機(66.7%増)、鉱山機械(3.4倍増)、化学機械(48.2%増)、タンク(前年同月マイナス)、圧縮機(31.8%増)、送風機(45.6%増)、運搬機械(2倍増)、金属加工機械(22.7%増)、その他機械(11.3%増)の9機種。減少した機種はプラスチック加工機械(2.4%減)、ポンプ(51.6%減)、変速機(18.6%減)の3機種だった。