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神鋼物流、協力会社集め100回目の情報交流会

2016年11月17日 (木)
神鋼物流、協力会社集め100回目の情報交流会2
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ロジスティクス神鋼物流は16日、協力会社を集め100回目となる情報交流会「神輸会」を兵庫県国際交流会館(神戸市中央区)で開催したと発表した。39社120人が参加した。

神輸会は神戸製鋼所の鋼材輸送関連の海上輸送・陸上輸送・流通基地・荷役など関係会社が全国から集まり、安全・品質・輸送技術やコンプライアンスへの取り組みといった各社が抱える共通の課題をテーマに情報共有を図る交流会。

挨拶に立った神鋼物流社長の岩佐道秀氏は「神戸製鋼所の粗鋼生産は加古川製鉄所の高炉巻き替えの影響により一時的に生産は落ち込むが、フル生産が継続する。だた、先月末に発表した損益見通しでは、鉄鋼における原料炭急騰影響などにより、7月に公表した業績見通しから下方修正しており、特に鉄鋼事業部門は極めて厳しい状況にあることを認識願いたい」と話した。

加えて「鉄鋼事業部門の抜本的な構造改革、すなわち神戸製鉄所の高炉休止、上工程の加古川製鉄所への集約が来年2017年11月と1年後に迫ってきた。当社としても、上工程集約に向けたプロジェクトを立ち上げ、この物流変化に万全を期するため社をあげて現在対応中だ。さらに物流コスト低減、物流品質向上、安定輸送の強化を図っていく」と延べた。

交流会では、同社常務取締役鋼材製品本部長の小野玲児氏が「神鋼物流60年のあゆみと今後」について話したほか、社外から東大阪市モノづくり親善大使でアオキ取締役会長の青木豊彦氏を招き「夢と実現ものづくりのプライドをかけて」を講演した。

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