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4か月ぶり沖縄の輸出増、スリランカ向け輸送機器寄与

2016年11月22日 (火)

国内沖縄地区税関がまとめた10月の管内貿易概況によると、同月の輸出は輸送用機器、一般機械、電気機器が増加し、4か月ぶりに伸長した。輸入は原粗油、石油製品、一般機械が減少し、4か月連続の減少となった。

輸出額は25億2800万円で伸び率62.8%、輸入額は83億7200万円で63.3%の落ち込みとなった。収支差引額は58億4400万円の輸入超過。

輸出品のうち、金額ベースで最も大きく伸びたのは輸送用機器の9億8000万円(8.9倍)で全体の38.7%を占めた。相手国はスリランカ(6億3200万円、全増)、フィリピン(2億7500万円、87.1倍)。

また、一般機械も5億3500万円で4倍増となり、構成比は21.1%に拡大。仕向国・地域は香港(4億600万円、30.9倍)と台湾(5800万円、4倍)が上位を占めた。一方、再輸出品は2億2200万円で40.5%の減少となった。

輸入は石炭が96.2%増の20億3700万円で構成比24.3%となった。特にオーストラリア向けが6.6倍増の12億9100万円に増えた。