東京ガス、英セントリカ子会社と原料調達で連携

荷主東京ガスは21日、英エネルギー大手・セントリカ社傘下のセントリカLNG社と相互協力協定を締結したと発表した。原料調達などを中心とした分野で連携強化を図る。

具体的な取り組みの第一歩として、東京ガスが米国から調達するLNGとセントリカがアジア太平洋地域で調達するLNGをカーゴ単位で交換し、「LNGの輸送効率向上を通じたコスト削減を目指す枠組み」の実現を目指すことに合意した。

今後、法的拘束力を伴う契約を締結するため、両社で協議を進めていく。

東京ガスでは、協定の意義について「東京ガスにとってアジア、北米、欧州の各地域を結びつけるLNGバリューチェーン展開を実現するもの」と位置付ける。