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三井造船、アジアンシッピング社向けばら積船引き渡し

2016年11月29日 (火)

荷主三井造船は29日、玉野事業所(岡山県玉野市)で建造していたアジアンシッピング社(パナマ)向け載貨重量6万トン型ばら積み貨物運搬船「メディブリスベン」が完成し、同日引き渡したと発表した。

同船は、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのばら積み貨物のほか、長尺物やホットコイルといったの半製品輸送も対応可能。船首・船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性だけでなく波浪中の耐航性や操縦性にも配慮した。

主機関にはマルポール条約のNOx排出規制(ティア2)を満たした電子制御エンジンを搭載し、幅広い出力域で低燃費を実現している。

■主要目
全長:199.99メートル
幅(型):32.25メートル
深さ(型):18.5メートル
総トン数万3万4589トン
載貨重量:6万386トン
主機関:三井-MANB&Wディーゼル機関6S50ME-B9.3 1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
定員:25人
船級:NK
船籍:パナマ
引渡日:2016年11月29日