ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

内海造船、川崎汽船向け自動車運搬船が進水

2016年11月30日 (水)

荷主内海造船は11月29日、因島工場(広島県尾道市)で建造中の川崎汽船向け7540台積み自動車運搬船「ポラリスハイウェイ」が同日進水したと発表した。2017年3月下旬に引渡しを行う。

同船は川崎汽船向けに建造される自動車運搬船4隻シリーズの4番船。3層のリフタブルデッキを含む13層のデッキを持ち、乗用車・トラック、鉄道車両の積載が可能となっている。

省エネ付加物としてサーフバルブを備えるほか、船首を風圧抵抗低減型の形状、低摩擦塗料を採用することで推進性能の向上を図っている。車両の搭載は、船尾右舷と船体中央右舷のショアーランプ扉から船内に入り、倉内ホールドランプを経由して、各所定のデッキまで自走して行う。

■主要目
全長:199.99メートル
幅:37.5メートル
深さ:38.23メートル
満載喫水:9.9メートル
総トン数:7万7000トン
車両搭載能力(乗用車):7540台
車両倉:13層(車両甲板12層、ガレージデッキ1層)
乗組員:31人
主機関:MAN B&W 7S60ME-C8.2 1基
連続最大出力:1万3000キロワットx102.6min-1
航海速力:20ノット
船籍:パナマ
船級:日本海事協会
起工:2014年6月23日
進水:2016年11月29日
完工:2017年3月下旬