ニコン、ドバイに販売拠点を開設

拠点・施設ニコンは2日、中東、アフリカ、西・南アジアでデジタルカメラなど映像事業の販売強化とアフターサービスの充実を図るため、販売会社「ニコンミドルイーストFZE」をアラブ首長国連邦（UAE）のドバイに設立し、4月から営業を開始すると発表した。

同社ではこれまで、香港にあるマーケティング拠点「ニコン香港」と欧州のマーケティング拠点「ニコンヨーロッパ」が中東、アフリカ、西・南アジア地域の販売・サービス活動を行ってきた。

今後、市場の拡大を見込めると判断し、現行代理店との連携強化と新規代理店開拓を行い、本格的な事業展開を図るために販売会社を設立したもの。

現地法人設立を機に管轄する市場への取り組みを強化、マーケティングから販売、カスタマーサポート、アフターサービスに至るまで一貫した体制を構築することで、顧客へのサービス向上を図る。

戦略的なマーケティング活動と効果的な広告投資により販売拡大とブランドの浸透を図り「ニコンのプレゼンスを一層高めていく」としている。初年度売上高として130億円を見込む。