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JMU、省エネコンテナ船「エヌワイケークレーン」引渡し

2016年12月1日 (木)
JMU、省エネコンテナ船「エヌワイケークレーン」引渡し
空白

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は11月30日、呉事業所(広島県呉市)で建造していたサザンカシップホールディング向け1万4000TEU型省エネコンテナ船「エヌワイケークレーン」を引き渡したと発表した。

同船は、ホールド内18列11段、デッキ上20列9段のコンテナを積載することができるほか、JFEスチールと共同開発した極厚高張力鋼「YP460」を採用し、コンテナ積載能力を高めた。

また、独自の省エネ装置サーフバルブ・ALVフィンの採用で高い省エネ性能を発揮し、エネルギー効率設計指標(EEDI)フェイズ3の基準を大幅に下回る数値となっている。主機関には高効率の電子制御エンジンを搭載し、幅広い速力域で低燃費性能を発揮する。

■主要目
主要寸法:全長364メートル×幅50.6メートル×深さ29.5メートル×夏季満載喫水15.79メートル
載貨重量:13万9335トン
総トン数:14万4285トン
主機関:DU-WARTSILA W9X82
航海速力:22.5ノット
定員:30人
船級:日本海事協会(NK)
船籍:パナマ