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日本郵船、関西電力と初のLNG船を共同保有

2016年12月1日 (木)

ロジスティクス日本郵船は1日、関西電力と、液化天然ガス(LNG)船保有会社LNGサクラシッピングコーポレーションを通じたLNG船1隻の共同保有に合意したと発表した。共同保有率は日本郵船30%、関西電力70%。

共同保有するLNG船は、現在、川崎重工業坂出工場で建造しており、2017年末に竣工した後、20年間にわたり主に米国コーブポイントLNGプロジェクトから関西電力が調達するLNGの輸送に投入する。

主機関には二元燃料ディーゼル電気推進システムを採用することで、従来の蒸気タービン方式に比べ優れた燃費性能を発揮するとともに、カーゴタンクのボイルオフ(BOG)率を世界最低水準に抑えている。

■新造LNG船概要
全長:300メートル
幅:48.9メートル
LNGタンク:17万7000立方メートル(モス型)
主機関:二元燃料ディーゼル電気推進システム(DFDE)
船舶保有会社:サクラシッピングコーポレーション
共同保有率:日本郵船30%、関西電力70%
船籍:バハマ
建造:川崎重工業坂出工場
船舶管理会社:日本郵船
就航:2017年12月