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上期の九州・阪神間トラック航送台数、全エリアで増加

2016年12月2日 (金)

調査・データ九州運輸局が1日に公表した今年度上半期の長距離フェリー航路輸送実績によると、車両は4.3%増加(前年同期比)の58万4000台、旅客は15%減少の82万4000人となった。4月に発生した熊本地震の影響により、車両は震災復興関連の輸送需要の高まりから利用が増加し、2年連続の増加。旅客は2年ぶりの減少となった。

上期の九州・阪神間トラック航送台数、全エリアで増加

▲九州の長距離フェリー航路(出所:九州運輸局)

最も台数の多いトラックは7.2%増の35万8395台だった。伸び率が高かったのは32.5%増のバスで、乗用車は0.5%減少した。

航路別のトラック航送台数は、北九州・阪神間が10.3%増の18万4421台、中九州・阪神間が0.1%増の6万3030台、南九州・阪神間が4.8%増の7万973台で、九州と阪神地域を結ぶ航路全体では6.9%増の31万8424台と伸び悩んだ。北九州・京浜間は9.9%増の3万9971台と堅調に推移した。