日野デュトロなど車体部に不備、346台にリコール

行政・団体新明和工業は2日、日野自動車の「デュトロ｣やいすゞ自動車の「エルフ」などに使用されている塵芥車車体部の「作業装置用油圧ポンプ取付ブラケット」に不備がみつかり、最悪の場合、取付ブラケットが破断し、油圧ポンプが脱落するおそれがあるとして国土交通省にリコールを届けた。リコール対象は346台。

塵芥車で、作業用油圧ポンプの取付ブラケットの強度が不足しているため、走行時の振動で亀裂が生じるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が進展し、最悪の場合、当該取付ブラケットが破断して油圧ポンプが脱落するおそれがあるという。

全車両、取付ブラケットに補強材を追加する。なお、取付ブラケットに亀裂がある場合は、亀裂か所を溶接補修した上で補強材を追加する