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敦賀海陸運輸、木質バイオ計画に合わせ荷役体制整備

2016年12月6日 (火)

ロジスティクス日本政策投資銀行(DBJ)は5日、敦賀海陸運輸(福井県敦賀市)に対し、総額13億円の「DBJ BCM格付」に基づく地銀連合型シンジケート・ローンを組成したと発表した。

同社は敦賀港の港湾物流業務を中心に地域の中核企業として事業を展開しており、丸紅グループが敦賀市で大規模な木質バイオマス発電所を2017年に稼働させる計画に合わせ、敦賀港初の木質チップ船荷役の体制整備に15億円を投じる計画。

今回のシンジケート・ローンは、この計画の設備資金としてDBJ、地元金融機関4行が組成したもので、再生可能エネルギーの安定供給につながる取り組みと敦賀市の産業活性化を金融面から支援する。北陸でDBJ BCM格付に基づくシンジケート・ローン組成は初めて。

■シンジケート・ローンの概要
契約締結日:2016年11月28日
実行日:2016年11月30日
組成金額:13億円
アレンジャー:DBJ
コ・アレンジャー:福井銀行、北陸銀行
参加金融機関:DBJ、福井銀行、北陸銀行、福邦銀行、敦賀信用金庫