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日本製紙、グラシン紙の生産拠点を集約

2016年12月6日 (火)

荷主日本製紙は6日、国内洋紙市場の縮小に合わせた事業構造転換の一環として、グラシン紙の生産体制を見直すと発表した。

「富士工場富士」(静岡県富士市)と日本製紙パピリアの原田工場(静岡県富士市)の2工場でそれぞれグラシン紙を生産しているが、富士工場富士の1号抄紙機の稼働を2017年9月末で停止し、同抄紙機で生産していたグラシン紙は日本製紙パピリア原田工場に生産を移管する。

富士工場富士では、日本製紙クレシアと春日製紙工業による家庭紙合弁事業を行う。この合弁事業を含め、今回停機を決めた富士工場富士1号抄紙機の従業員は、グループ企業内の配置転換を基本に雇用を継続する。