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8月の大阪港、内貿貨物7か月連続で増加

2016年12月7日 (水)

調査・データ大阪市は6日、8月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は670万トン(前年同月比2%増)で、このうち外貿貨物は280万トン(2.1%減)、内貿貨物390万トン(5.3%増)となった。

入港隻数は1837隻(0.8%減)、総トン数は933万トン(2.5%増)で、このうち外航フルコンテナ船は312隻で(6.8%増)、内航フェリー船は156隻(3.1%減)。

外貿貨物のうち、輸出は67万トン(12.9%減)となり、化学薬品(3.5%増)は増加したものの、米国の取り扱いが減少した鋼材(19%減)や、中国で減少した金属くず(51.6%減)、香港・台湾で減少した非鉄金属(35.2%減)などにより2か月ぶりに減少。

輸入では、213万トン(1.8%増)となり、電気機械(6.6%減)や鋼材(18.5%減)は減少した一方、中国の取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(5.9%増)のほか、台湾、韓国、中国で増加した染料・塗料・その他化学工業品(8.3%増)、カナダで増加の製材(19.9%増)が主に増加し、2か月連続増となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が58万トン(6.4%減)と2か月ぶりの減少、輸入が194万トン(2.1%増)と2か月連続で増加となり、月間取扱量は254万トン(微減)となった。コンテナ個数は、輸出が7万6000TEU(4.5%減)、輸入が9万5000TEU(3.2%増)で月間取扱個数は17万1000TEU(0.4%減)。

内貿貨物は移出が170万トン(2.6%増)と7か月連続の増加し、移入が221万トン(7.4%増)と11か月連続の増加となった。内貿フェリー貨物は253万トン(5.1%増)だった。