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ビューティガレージ、物流拠点拡大し中・大型物流内製化

2016年12月7日 (水)

拠点・施設理美容・エステ機器などのインターネット販売を手掛けるビューティガレージ(東京都世田谷区)は、千葉県柏市の物流拠点スペースを大幅に拡張し、外部委託していた商品の物流業務を自社拠点に取り込んだ。

同社は2012年に柏市で賃貸物流施設のスペースを借り受け、ネット通販を中心に急拡大していた理美容品の出荷能力を強化したが、取扱量の増大に合わせて借受スペースを926坪から1フロア全体の1600坪へと段階的に拡大。

それでも大型・中型機器は外部委託していたことから、このほど借受スペースを従来の1フロアから施設全体(一棟借り)へと変更、倉庫面積が一気に6200坪へ増やし、11月に大型・中型機器の物流業務を自社拠点に取り込むこととした。

これに伴い、上半期の物流センター賃借料は前年同期比34%増の4000万円に増加し、支払運賃も12%増の1億4600万円となったことで、同社の物流コストは2億3900万円と9.6%増加、売上高物流コスト比率も0.7ポイント増の5.2%に悪化したが、物流費の増加を上回る売上増でカバー。下期以降は集約効果でさらなる改善に向かうとみられる。