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三井物産、ファンド組成し狭山市の物流センター取得

2016年12月9日 (金)
三井物産、ファンド組成し狭山市の物流センター取得4
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拠点・施設三井物産リアルティ・マネジメントは9日、物流施設を対象とした不動産私募ファンドを組成し、埼玉県狭山市の物流施設「狭山日高フルフィルメントセンター」の不動産信託受益権を取得したと発表した。

取得した施設は圏央道狭山日高ICまで2.6キロ、国道16号線を経由して関越自動車道川越ICまで8.3キロと東京都区部内へのアクセスに優れ、首都圏の物流起点となる重要な物流拠点エリアに立地。

埼玉エリアの圏央道が全面開通したことにより、東名高速道路、中央自動車道や東北自動車道に接続できるようになったことで、国内の広範囲な物流拠点として利便性を高めた。

施設は地上2階建て、階高5.6から5.8メートル、荷物用エレベーター2基、垂直搬送機3基、1階には大型車両25台が同時接車可能なトラックバースを備えるなど汎用性の高さが特徴。

屋上緑化、太陽光発電のほかに全館調光可能な「Smart LEDZ」が設置され、電力量を70-80%削減(一般蛍光灯比)できる。

■物件概要
名称:狭山日高フルフィルメントセンター
所在地:埼玉県日高市下大谷沢85-1
敷地面積:1万9679.91平方メートル(5953.17坪)
延床面積:2万3570.37平方メートル(7130.03坪)
竣工時期:2016年1月
規模・構造:鉄骨造地上2階建て