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関西電力、60トンの巨大変圧器輸送の模様を公開

2016年12月12日 (月)

話題関西電力は12日、重さ60トンもの巨大変圧器を延べ27時間かけて兵庫県赤穂市から湖南変電所(滋賀県大津市)まで輸送した模様を動画にまとめ、自社ウェブサイト上で公開した。

200キロにおよぶ行程のうち、赤穂市から京都貨物駅までは鉄道で輸送。170キロを5時間で運んだ。台車への積込時は巨大変圧器をミリ単位で扱う慎重さが求められ、ベテランスタッフの「匠の技」で台車上に固定。工場への引込線から深夜0時に出発し、京都貨物駅を目指した。

京都貨物駅からはトレーラーに積み替え、およそ25キロの距離を再び5時間かけて輸送した。変圧器を積み込んだトレーラーは全長25メートルで、一般車両への影響を最小限に抑えるため、鉄道輸送時と同様に深夜0時に出発。慎重な車体回しで最大速度時速20キロを保ちつつ、先導車の後を進んだ。

動画では、後輪を可動させて狭い交差点を乗り切る「難所」への対応などを見ることができる。

■動画URL
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/supply/sp_antei/movie_DPqFbTTJNnU.html