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東レがフィッシング事業集約、製販一体運営体制

2016年12月12日 (月)

荷主東レは12日、商事子会社・東レインターナショナルのフィッシング事業を2017年4月1日付で生産子会社の東レ・モノフィラメント(愛知県岡崎市)に移管すると発表した。

東レのフィッシング事業は、東レ・モノフィラメントが生産する釣り糸を東レインターナショナルが販売する体制で運営しているが、今回の事業移管で同事業の製販一体運営体制を確立する。

東レ・モノフィラメントは合繊モノフィラメント(単繊維)メーカーとして国内最大手で、ナイロンやポリエステルなどの熱可塑性樹脂を用い、溶融紡糸法によるモノフィラメントを製造している。用途は歯ブラシや化粧ブラシ、工業用ブラシなどのブラシ用毛材、製紙用の抄紙網やスクリーンなどの工業用織物、釣り糸、漁網などの水産資材、電設・土木用資材、自動車用資材、ラケットのガットや楽器弦、結束材などの生活用資材など多岐にわたる。