佐川、身代わり出頭社員再逮捕受け社外調査委設置

事件・事故佐川急便は13日、交通違反の「身代わり出頭」で逮捕された同社従業員が交通違反に関連して犯人隠避教唆の容疑で再逮捕となったことについて「誠に遺憾」であるとして、ウェブサイト上で陳謝のコメントを掲載するとともに、社外調査委員会を設置したと発表した。

運転者が放置駐車違反による検挙を逃れるために、別の従業員が「身代わり」となって出頭する事態が状態化していたとして、11月22日に警視庁が同社従業員6人を逮捕。その後、逮捕者数が数十人に広がる事態となっていた。

同社はこうした事態の重要性を踏まえ「原因究明と実効性ある再発防止策を検討する」ために国土交通省へ報告した上で、社外調査委員会を設置。「同様の事案が発生しないよう全社一丸となって再発防止に取り組むとともに、従業員教育の徹底を図っていく」としている。