佐川、福岡空港国際線ターミナルに宅配カウンター

ロジスティクス佐川急便は14日、東アジアのゲートウェイとして航空需要が拡大している福岡空港の国際線ターミナル内に宅配カウンターを今月1日に設置したと発表した。空港利用者、広域観光客の利便性を高めることで観光消費の増大を促し、地域経済の活性化につなげる。

福岡空港国際線ターミナルで1階到着ロビーと3階出発ロビーに宅配カウンターを設置し、福岡市内のホテルまでの即日配送や手荷物の一時預かりなど「手ぶら観光」を促進するサービスを提供し、旅行者を「手荷物を持って移動する煩わしさ」から開放する。

福岡空港は2015年度の航空旅客数が2137万人となり、このうち国際線は465万人と5年連続で過去最高を更新。同社は4月に訪日外国人向けサービスセンター「九州ツーリストインフォメーションセンター」（福岡市博多区天神）内に宅配カウンターを設け、通常の宅配業務と合わせて「手ぶら観光」サービスを実施している。