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住友ゴム、米国で開発体制強化へテクニカルセンター開設

2016年12月19日 (月)
住友ゴム、米国で開発体制強化へテクニカルセンター開設
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荷主住友ゴム工業は、米国ニューヨーク州に「米国テクニカルセンター」を開設し、2017年1月から本格稼働に入る。

同社は2015年10月にグッドイヤー社とのアライアンス契約を解消したのに伴い、欧米市場で経営の自由度が増したことから開発、生産、販売体制の強化を積極化。その一環として、米国工場(ニューヨーク州トナワンダ)内にテクニカルセンターを開設することとなった。

これまで二輪車用タイヤの評価を行っていた「米国タイヤテストコース」も17年3月から四輪車用タイヤの評価を開始し、開発、評価体制の強化を図ることで米州市場の顧客ニーズを取り入れた「商品力の高いタイヤ」を素早くに市場に投入する現地開発体制を整える。

また、欧州でもテクニカルセンターの本格稼働に向けた準備を進めており、17年9月には本格稼働に入る見通し。

住友ゴム、米国で開発体制強化へテクニカルセンター開設2

■米国テクニカルセンターの概要
所在地:ニューヨーク州トナワンダ
建屋概要:鉄筋コンクリート造り(地上1階)
延床面積:3500平方メートル

■米国タイヤテストコースの概要
所在地:アラバマ州ハンツビル
施設概要:高速周回路、ハンドリング路、ブレーキテスト路、スキッドパッド(特殊円旋回路面)、オフロード路他
総面積:28万3300平方メートル