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三井住友銀が米国貨車リース事業買収で合意、全米6位に

2016年12月20日 (火)

産業・一般三井住友銀行は20日、米国の貨車リース会社「アメリカンレールカーリーシング」を買収すると発表した。米国の貨車リース子会社「SMBCレールサービシズ」を通じ、アメリカンレールカーリーシングの全株式を取得することで合意した。これにより、同行の米国貨車リース事業は保有台数ベースで全米6位の規模に拡大する。

同行は2012年に航空機リース事業、13年に米国貨車リース事業に参入したが、米国貨車リース事業では「内陸物流インフラの要として底堅い鉄道輸送需要を背景に、今後も同国経済徒歩長を合わせた安定成長が見込まれる」として、高い採算性を期待して買収を決めた。

今回の取引により、同事業はSMBCレールサービシズが持つ2万両超の貨車を合わせて5万4800両の規模となり、保有台数は全米7位から6位へ1ランク上昇する。

三井住友銀行では「強みであるトランスポーテーション分野のビジネスを積極的に進め、商業銀行業務とあわせて、持続的な成長に向けてたようなビジネスポートフォリオを構築していく」としている。