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ナビタイムが新機能追加、まずはAndroid端末から

トラックカーナビに30キロ規制区域を回避する機能

2016年12月20日 (火)
トラックカーナビ-2
空白

話題ナビタイムジャパンは20日、同社が提供するトラック専用のAndroid OSカーナビアプリ「トラックカーナビ」に最高速度30キロ規制区域(ゾーン30)を回避してルートを検索する機能を追加した。開始時点で全国の1万1958区域に及ぶ「ゾーン30」に対応している。

対象車両は普通・中型・大型貨物自動車で、この機能を使うかどうかは設定画面で選択できる。ナビゲーション中に規制区域に入るルートを通った場合は「ここからゾーン30に入ります。ご注意ください」などと音声で注意を促す。

一般的に「生活道路」に多く設けられているゾーン30は、歩行者の安全な通行を確保するために最高速度30キロの速度規制を実施しており、歩行者の数が多かったり、道路幅が狭かったりとトラックの走行に適していない場合が少なくない。

このため、運送会社ではなるべく30キロ規制ルートを通らない走行ルートを設定するが、土地勘のない地域などでドライバーが意図せず規制ルートに入ってしまうケースもあるため、今回のような回避機能を利用することで、より安全な走行につなげることが可能になる。同機能は今後、iOS端末にも対応する予定。

また、目的地や経由地に到着する際の「横付け」に対応する機能も新たに搭載される。ルート検索時に横付け設定を行うことにより、目的地などに左付けで到着するルートを検索できるようになり、「右折せずに訪問先へ到着したい」など、小回りが利かない大型車の走行時の利便性を高めることとなる。

これらの新機能は追加料金なしで利用することができる。ルート検索は無料だが、検索後のナビゲーション機能(音声案内を含む)は有料会員登録が必要。

■トラックカーナビ詳細はこちら

■トラックカーナビアプリダウンロード先
AndroidOS
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.navitimetruck