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中部の運輸動向、10月の冷蔵倉庫入庫トン数13%減少

2016年12月26日 (月)

調査・データ中部運輸局は22日、中部地方の10・11月分の運輸動向をまとめた。物流分野で5%以上増加したのは、港湾運送移出、航空の国際線で、減少したのはJR貨物のコンテナと車扱、冷蔵倉庫、港湾運送の輸出、航空の国内線だった。

JR貨物東海支社発(10月)の貨物量は43万4000トンで前年同期に比べて6.1%減少。このうちコンテナ貨物が21万8000トンで5.8%減、車扱貨物が21万5000トンで6.4%減となった。

トラック(10月)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が71万6000トンで3.8%減、宅配便(10月分、管内7社)は2540万9000個で3.7%増加した。フェリーによるトラック航送台数(11月)は9954台で1.8%増。

普通倉庫(10月)は入庫高31万8000トン(3.7%増)、月末保管残高54万1000トン(1.8%減)で回転率は58.1回(0.3回増)となった。 冷蔵倉庫は入庫トン数4万8000トン(13.1%減)、月末保管残高7万1000トン(6.8%減)で回転率は67.6回(1.9回減)だった。

港湾運送(10月)は輸入トン数385万9000トン(3.5%減)、輸出トン数542万2000トン(9.6%減)、移入トン数58万2000トン(4.9%減)、移出トン数67万3000トン(22.6%増)となった。

中部空港の航空貨物(10月)は国際取扱トン数が1万5974トン(7.4%増)。国内取扱トン数は2005トンで13%減少した。