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昭和産業、来年2月から業務用一斗缶など値上げ

2016年12月28日 (水)

サービス・商品昭和産業は28日、来年2月1日納品分から家庭用ポリ容器製品や業務用一斗缶などの製品価格を引き上げると発表した。

値上げ幅は家庭用ポリ容器製品1キロ30円以上、業務用一斗缶製品(16.5キロ)550円以上、ミニローリー1キロ30円以上、加工用バラ1キロ30円以上。

米国産大豆の生産量が過去最高を更新したものの、中国を中心とする旺盛な需要を背景にシカゴ大豆定期価格は高値圏で推移しており、カナダ産菜種も高水準の生産量が見込まれていたが、天候による収穫遅延の懸念やシカゴ大豆油定期価格、パーム油価格高騰の影響を受け、高値圏を維持している。

さらに急激な円安進行が油脂原料の調達コストを押し上げる要因となっており、エネルギーコストや物流費、包装資材調達コストの上昇も重なり、価格改定に踏み切らざるをえないと判断した。