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9月の大阪港、内貿貨物8か月連続で増加

2016年12月28日 (水)

調査・データ大阪市は28日、9月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は672万トン(前年月比2.3%減)で、このうち外貿貨物は282万トン(8.1%減)、内貿貨物391万トン(2.3%増)となった。

入港隻数は1802隻(3.9%減)、総トン数は880万総トン(0.3%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は281隻(2.4%減)、内航フェリー船は149隻(6.3%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は75万トン(2.0%増)となり、金属くず(29.3%減)や非鉄金属(22.2%減)は減少したものの、韓国、アメリカ、中国(香港)の取り扱いが増加した鋼材(25.5%増)や中国、香港、韓国の取り扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(14.0%増)、マレーシアの取り扱いが増加した化学薬品(52.3%増)などにより2か月ぶりの増加となった。

輸入は206万トン(11.3%減)となり、中国の取り扱いが減少した衣服・身廻品・はきもの(17.0%減)や中国の取り扱いが減少した電気機械(15.1%減)、中国の取り扱いが減少した家具装備品(16.9%減)などにより3か月ぶりの減少となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が61万トン(2.4%増)と2か月ぶりの増加、輸入が184万トン(11.2%減)と3か月ぶりの減少となり、月間取扱量は245万トン(8.1%減)だった。コンテナ個数は、輸出が7万2000TEU(2.6%減)、輸入が8万9000TEU(9.3%減)で月間取扱個数は16万1000TEU(6.5%減)となり、2か月連続の減少となった。

内貿貨物は、移出が170万トン(0.5%増)と8か月連続の増加、移入が220万トン(3.8%増)と12か月連続の増加。内貿フェリー貨物は253万トン(2.6%増)で9か月連続増、内航フェリーの乗降人員は7万4000人(4.3%減)。