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日新、堺泉北港助松埠頭で新ターミナルの運営開始

2017年1月12日 (木)

ロジスティクス日新は12日、堺泉北港の助松埠頭で新たにコンテナターミナルを運営することとなったと発表した。現地では大阪府が堺泉北地区総合物流拠点として施設整備を進めている。日新が大阪府下でコンテナターミナルを運営するのは夢洲(ゆめしま)ターミナルに次いで2か所目。

取引先船社のSITCが環東南・東アジア基幹航路で堺泉北港へ寄港を開始するのに伴い、8日から助松埠頭でコンテナターミナルの運営を開始したもの。堺泉北港にとっては、初めての東南アジア定期航路となる。

同社は助松ターミナル営業所の開設により、阪南地区の既存施設が連携し、海上貨物の一貫輸送サービスを提供できる体制を構築。同社の荷主は貨物集荷や配送場所によって夢洲と助松2か所のコンテナターミナルを選択できるようになったほか、特に阪南地区で輸送時間の短縮とコスト削減が期待できる。

新ターミナルは助松埠頭阪神高湾岸線泉大津ICより2キロに位置し、府道29号大阪臨海線に接する好立地。