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東ソー、フィリピンの塩化ビニル樹脂生産能力を強化

2017年1月13日 (金)

拠点・施設東ソーは12日、同社グループPhilippine Resins Industries(フィリピン、PRII)が塩化ビニル樹脂(PVC)製造設備の生産能力を増強すると発表した。投資額は42億円で生産能力を現在の2倍に引き上げる。

フィリピンの塩化ビニル樹脂需要は、上下水道を中心としたインフラ投資の本格化により、パイプ用途や建築資材向けなどの需要が拡大しつつあり、今後も堅調な成長が見込まれる一方で同国での供給能力が不足していることから、PRII社は塩化ビニル樹脂生産能力を倍増し、安定供給体制の確立を図る。

■生産能力増強計画の概要
設備:塩化ビニル樹脂製造設備
生産能力:年産11万トン(完工後、年産21万トン)
投資額:42億円
着工:2017年2月
完工:2018年12月
商業運転:2019年1月