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ライザップがジーンズメイト買収、物流統合でコスト効果

2017年1月16日 (月)

M&Aライザップグループは16日、ジーンズメイトの株式63.99%を公開買付けと第三者割当増資の引き受けにより、総額24億円で買収すると発表した。

ジーンズメイトは営業赤字が続いているが、ライザップグループはトレーニングウェアや女性用下着、ゴルフウェアなどのアパレル事業を5社程度抱えていることから、販路拡大や物流コストの削減でジーンズメイト事業の「V字回復」が可能だと判断した。

また、ジーンズメイトは全国に店舗と物流拠点を展開しており、事業の低迷に従って物流効率も低下しつつあったことから、買収後はライザップグループの物流拠点網やシステムへと移行し、拠点効率やオペレーション効率の向上を図る。

当面は業務システムや物流システムの再編・強化費用として6500万円程度を投入し、物流の融合を進める。当面はジーンズメイトの物流をライザップグループへ統合していくことでコスト削減や効率向上を図るが、地域によってはジーンズメイトの拠点にライザップグループの物流を合わせていく可能性もあるという。