ESR、800億円投じ千葉に22万m2のマルチ型物流施設開発

拠点・施設ESR（東京都港区）はこのほど、千葉県市川市に延床面積22万9000平方メートル（6万9000坪）のマルチテナント型物流施設「市川ディストリビューション（DC）センター」を開発すると発表した。土地・建物の建設費用を含めた総投資額は800億円。

施設はJR京葉線二俣新町駅から徒歩5分、総武線・京成電鉄西船橋駅からも徒歩15分に位置し、東京都心部から20キロ、首都高速湾岸線千鳥町インターチェンジ（IC）から3キロ、東関東自動車道湾岸市川IC500メートル、京葉道路原木IC1.5キロ、船橋IC1.8キロとアクセスに優れる。

加えて、2017年度内には東京外郭環状道路の高谷ジャンクションの開通も予定されており、高速道路を利用した首都圏全域の広域配送に適している。

鉄骨鉄筋コンクリート造の耐震構造で地上4階建て、上り・下りの専用ランプを備えており4階まで40フィートコンテナトレーラが直接出入りできる。各階5万平方メートルの面積を確保し、ワンフロアオペレーションが可能なほか、1階と2階には空調設備を完備する。

託児所やラウンジなどのアメニティスペースを設置し、作業環境に配慮する。9月にも着工し18年12月の竣工を目指す。

■市川ディストリビューションセンター概要
所在地：千葉県市川市二俣678
敷地面積：10万3000平方メートル（3万1000坪）
延床面積：22万9000平方メートル（6万9000坪）
構造：鉄骨鉄筋コンクリート造
階数：地上4階建て
着工：2017年9月
竣工：2018年12月