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日通総研、LINEで作業分析可能な「ろじたんbot」提供

2017年1月24日 (火)
日通総研、LINEで作業分析可能な「ろじたんbot」提供開始
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サービス・商品日通総合研究所は24日、倉庫作業分析ツール「ろじたん」で、コミュニケーションアプリ「LINE」を使った計測ツール「ろじたんbot」を新たに開発したと発表した。

この機能は、日常の活動を手軽に計測できるよう開発されたもので、LINEサービスの一つとして、同日から無料で提供。ろじたんbotと「友だち」登録することで利用できる。

使い方は、自動で聞いてくるろじたんbotの指示に従いながら、設定メニューから計測したい項目のテンプレートを選択。内容が一致しない場合には項目をカスタマイズすることも可能となっている。

計測項目はA・B・C の3パターンからなり、それぞれ3項目ごと5段階まで設定することができ、設定完了後は行動に伴って項目を1つ選んでタップする。計測可能なのは行動履歴だけでなく、位置情報の送信、数量の送信、メモ書き送信機能も備えており、普段使用しているLINEトーク画面でデータ送信が行える。

例えば、トラックドライバーが行う一日の業務の場合、(1)ろじたんbotテンプレートから「運転・運行」を選択(2)「出発」をタップ(3)LINEトークでろじたんbotが位置情報を聞いてくるので、操作画面から位置情報を送信(4)目的地に到着したら「到着」をタップし位置情報も送信(5)到着現場で荷下しを行った後「荷下ろし」をタップし、荷物の個数も送信(6)「出発」をタップし、次の目的地到着時に「到着」のタップと位置情報を送信(7)営業所に戻ったら計測を「終了」――といった使い方となる。

日通総研、LINEで作業分析可能な「ろじたんbot」提供開始3

一日の業務終了時に「明細一覧」を表示すると、「どこに何時に到着し、何の作業をどのくらいの時間行っていたか」が時間軸でわかりやすく表示される。時間がかかっている作業の可視化や配車ルートの見直しなどに活用できる。

計測した内容は、ボタン一つで時間・回数を自動集計でき、さらに日付を選択することで過去にさかのぼった集計結果を見ることも可能。明細表示機能では、開始・終了時刻、作業項目、その他設定した数量やメモ情報が一覧で表示されるので、一日の行動履歴がひと目で確認可能。

テンプレートは設定自由度が高い作りになっており、データを活用したい場合にはCSVデータのダウンロードにも対応している。現在「個人」での利用のみとなっているが、4月以降にはグループ間で情報が共有できる「グループ」利用設定も有料で対応する。

日通総研、LINEで作業分析可能な「ろじたんbot」提供開始4

(画像:日通総合研究所)