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ヤマトとJD社、日本企業の中国EC進出支援を強化

2017年1月24日 (火)

ロジスティクスヤマトホールディングス傘下で国際物流を手がけるヤマトグローバルロジスティクスジャパン(東京都中央区)は24日、中国大手ECモール「JD.com」のプラットフォームJD Worldwideを展開するJD.COM INTERNATIONAL(香港)と、JD.com日本パートナーのフランクジャパン(東京都港区)に対して出資し、日本企業の中国EC市場への進出支援をさらに強化すると発表した。

これにより、出資を受けたフランクがこれまで中国向け越境ECに進出(出店・出品)を検討している顧客に対し、煩雑となっていた複数の手続きを一本化するサービスを提供することが可能になった。

顧客の利便性を向上させることで、日本企業の中国EC市場への進出をよりすばやく行うとともに、出店・出品後のアフターサポートを充実させる。2月中旬から中国EC市場への進出を検討する日本企業の各種手続きや問い合わせなどフランクがトータルでサポートし、中国EC市場への短期間での進出を可能にする。

ヤマトグローバルロジスティクスジャパン、JD社、フランクの3社は、昨年4月から中国EC市場に進出する企業に向けたワンストップの物流・マーケティングサービスを提供してきたが、一方で利用者からはECサイト・運営・物流の各分野で出店・出品に関わる手続きの調整を行う必要があったため、時間がかかってしまうといった不便があった。

出店・出品後の問い合わせ窓口がECサイト・運営・物流それぞれで異なっており煩雑といった声もあがっており、この課題を解消するため今回フランクに出資を行い3社での連携を強化することで、利便性を高める。