小田急バスで車両部品の全社一元管理システムが本稼働

サービス・商品東芝ソリューション販売は25日、小田急バスがバス車両部品の全社一元管理を行う「部品管理システム」の本稼働を開始した、と発表した。

小田急バスは、東京都の城南地域、武蔵野地域、川崎市、横浜市北部を中心に路線バス、空港連絡バスの運行を行う小田急電鉄グループのバス事業の中核会社。本稼働を開始した部品管理システムは、東芝ソリューション販売の物流在庫管理パッケージで構築した、「リアルタイムで拠点別の車両部品の在庫数を把握できるシステム」。

小田急バス部品センターを核とした全社の車両部品の適正在庫コントロールと連動し、6地域の営業所に併設されている整備工場がそれぞれ保管する車両部品をハンディターミナルを利用したバーコードで管理し、全社で車両部品の一元管理を実現した。

また、これまで把握が難しかった滞留部品も全社在庫データを即時で確認できるようになり、拠点ごとに重複していた部品の過剰在庫を解消した。部品センターでは、部品単価や部品手配の際に行う納期確認が容易になり、請求内容の帳合などの棚卸業務の効率が向上したという。

（画像：東芝ソリューション販売）