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東京税関調べ

成田空港の16年輸入額が1割落ち込み、医薬品減など響く

2017年1月25日 (水)

調査・データ東京税関が25日に発表した成田空港の2016年通年と12月の貿易概況(速報)によると、16年の輸入額は11兆3092億4200万円で前年に比べ10.3%減少、輸出は9兆349億6600万円で1.4%増加となった。

輸入はアイルランドからの医薬品、中国の電算機類、台湾のICなどが減り5年ぶりに減少した。輸出は主に台湾向け半導体製造装置、米国向け医薬品が増え4年連続で増加。貿易赤字は2兆2742億7600万円。

12月では、輸入が9994億6500万円(前年同月比6%減)で10か月連続減、輸出は9368億9600万円で29.9%増となった。625億6900万円の輸入超過だが、赤字幅は82.2%縮小した。