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名古屋港、16年10月の内貿貨物取扱量7.2%減少

2017年1月26日 (木)

調査・データ名古屋港管理組合は25日、2016年10月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2806隻(前年同月比3.3%減)で、総トン数は2024万トン(2.9%増)となった。輸入が増加したものの輸出と移出入が減少し、総取扱貨物量は1658万トンで0.3%減少した。

外貿貨物は、輸出では、完成自動車(20.2%減)、産業機械(9.5%減)が減少し445万トン(11.4%減)と前年実績を下回った。輸入ではLNG(18.3%増)、鉄鉱石(16.8%増)が増加したことで655万トンと12.9%増加。全体では1100万トン(1.6%増)となった。

内貿貨物は、移出が290万トン(1.4%減)、移入が268万トン(同6.4%減)で全体では558万トン(3.9%減)と前年実績を下回った。外貿コンテナ貨物量は392万トン(5.0%減)で、このうち輸出は自動車部品(7.3%増)が増加したが、産業機械(10.2%減)、完成自動車(9.8%減)が減少したため、199万トン(2.8%減)と減少。輸入は、衣服・身廻品・はきもの(5.9%減)、輸送用容器(6.4%減)が減少し、193万トン(7.2%減)となった。