ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通最大15万m2の物流施設が東京・新砂で竣工

2017年1月27日 (金)
日通最大15万m2の物流施設が東京・新砂で竣工
空白

拠点・施設日本通運は27日、都市型物流拠点に位置付けて東京都江東区新砂で建設していた同社最大施設「Tokyo C-NEX」が19日に竣工したと発表した。2月1日に竣工式を開く。

5万9507平方メートルの土地に鉄骨コンクリート造・免震構造地上5階建て、延床面積15万709平方メートル(4万5669坪)の新施設は、都心への配送アクセスに優れるほか、鉄道コンテナ、港湾、空港といった輸送モードへの接続がいずれも30分以内と、顧客のニーズに応じて柔軟に輸送モードを選べる立地が特徴。

すべてのフロアに直接車両が乗り入れることができるダブルランプウェイ方式を採用し、ワンフロア7000坪のスペースを活かして作業動線、取卸回数、作業スタッフ、スペースを削減することで、効率的な物流オペレーションが可能。周囲には住居がなく、24時間ノンストップで運営できる点もメリットになる。

同社は城東エリアに延べ7万2000坪の倉庫群を保有し、これらの倉庫では2000人以上が業務に従事していることから、このエリアの中に位置するTokyo C-NEXでも「業務の繁閑に合わせて弾力的に対応する」ことで、労働力リスクの軽減を図る。

現地周辺には住居がないものの、新砂築周辺はJR京葉線潮見駅など複数の鉄道駅に近く、近隣には大型集合住宅が多数立ち並び、新規着工が相次いでいる。また江戸川区や千葉方面からのアクセスも良好で、人員の広域確保に適した環境となっている。

■Tokyo C-NEXの概要
所在地:東京都江東区新砂2-4-17
構造:鉄骨コンクリート造、免震構造、地上5階建て(アンボンドPCフラットスラブ構造)
敷地面積:5万9507平方メートル
延床面積:15万709平方メートル
有効天井高:5.5メートル
床荷重(1平方メートルあたり):1.5トン
進入路:ダブルランプウェイ(ランプウェイと車路はアスファルト舗装)
自家給油スタンド:76キロリットル
環境仕様:屋上緑化(6000平方メートル)、全館LED照明、雨水利用設備