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ハマキョウ3Q、3PL事業で費用先行し営業益5.5%減

2017年1月27日 (金)

ロジスティクスハマキョウレックスは27日、2016年4月から12月まで9か月間(第3四半期)の決算を発表した。売上高(連結ベース)は通期目標の1010億円に対して752億4700万円と74.5%の順調な進捗率となったが、物流センター(3PL)事業で減益となったのが響き、全社の営業利益も3.1%減の62億7600万円にとどまった。通期目標に対する進捗率は71.3%。

物流センター事業は新規センターの立上費用、自社倉庫建設に伴う取得税、外形標準課税の増加が影響したもので、センター運営自体は前年度までに受託したセンターが順次業績に寄与、10月以降は新規立ち上げセンターの効率化が進んだことから、最終四半期はさらなる収支改善が期待される状況となった。

9か月間の新規受託件数は11件で、この間に前年度受託した案件を含めて11件が稼働。残る1社は2月以降の稼働に向けて準備を進めている。運営センター数は前3月期末から7センター増えて94センターとなった。部門売上高は9.1%増の386億4100万円、利益は5.5%減の39億9800万円。

貨物自動車運送事業は特積み事業で物量が減少した影響を受けたものの、同業他社との取引を拡大し、一般貨物運送事業で輸送量を増やして売上拡大につなげた。この増収効果に加え、幹線便費用を抑えたことで、部門利益も1.3%増となった。部門売上高は366億500万円(0.8%増)。

第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
75,2474.9%24,6195.7%
営業利益
6,276-3.1%8.3%1,870-6.7%
経常利益
6,6310.1%8.8%----
最終利益
3,8824.4%5.2%----

ハマキョウ