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ハマキョウ・キムラユニなど5社が決算発表1/27

2017年1月27日 (金)

財務・人事1月27日決算発表の企業は次の通り。

ハマキョウレックス3PL事業で費用先行し営業益5.5%減
キムラユニティー主力の物流事業不調で減収減益
アルプス物流消費物流部門で人手不足に伴うコスト増で営業利…
ディーエムエス主力のDM事業で川島ロジスティクスセンターを中…
杉村倉庫主力の物流事業は、関西地区で機械消耗品の配送…

■アルプス物流
消費物流部門で人手不足に伴うコスト増で営業利益が大幅に減少したものの、主力の電子部品物流事業でカバーし増収増益となった。

電子部品物流は、引き続き親会社のアルプス電気が生産する車載関連が米国を中心に好調だったほか、夏場以降はスマートフォン向け製品も増え、堅調な荷動きにつながった。前年同期と比べ円高で推移した結果、海外事業者目減りしたものの現地通貨ベースでは、日本、中国、東アジア、アセアン、北米、欧州と全地域で売上が拡大。セグメント売上は345億4600万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は29億9300万円(13.5%増)。

消費物流分野は生協関連を中心に売上を伸ばしたが、利益面では人手不足に伴う労務コストの増加などにより減益。セグメント売上は189億8700万円(1.5%増)、営業利益は4億4100万円(13.5%減)となった。

第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
73,6655.0%24,4055.3%
営業利益
3,9397.6%5.3%1,26625.7%
経常利益
4,0458.3%5.5%----
最終利益
2,31311.6%3.1%----

アルプス物流

■ディーエムエス
主力のDM事業で川島ロジスティクスセンターを中心とした物流事業の拡大に注力したほか、既存顧客の取引窓口の拡大で増収増益。

DM事業部門は既存顧客との取引窓口が拡大や物流サービスの新規受注を促進した結果、DMと通販物流の取り扱いが伸び、セグメント売上は156億2700万円(10.4%増)、営業利益9億9500万円(12.5%増)となった。

予想に対する進捗は、売上高73.8%、営業利益65.6%、純利益67.9%と、利益面で低調に推移。

第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
16,7647.9%5,3244.8%
営業利益
79010.9%4.7%23016.2%
経常利益
78611.5%4.7%----
最終利益
53512.4%3.2%----

DMS

■杉村倉庫
主力の物流事業は、関西地区で機械消耗品の配送拠点の新設やその他新規顧客の業務開始などがあったほか、米・生鮮野菜等の取扱が増加。一方で電気製品、食料品の取り扱いが低調で前年同期に比べ保管料収入、運送料収入が増加したものの、荷役荷捌料収入が減少した。セグメント売上は63億9700万円で1.2%の減収となった。

利益面では、修繕費や燃料油脂費、動力光熱費の費用が減少したが、減価償却費、人件費などが増加し、セグメント利益は3億1000万円で33.2%と大幅に減益。

第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
7,584-1.0%2,585-0.7%
営業利益
785-18.9%10.4%270-29.5%
経常利益
733-21.9%9.7%----
最終利益
459-22.3%6.1%----

杉村倉庫