ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通・日立物流・邦船3社など17社が決算発表、1/31

2017年1月31日 (火)

財務・人事1月31日決算発表の企業は次の通り。

日本郵船海空の物流事業赤字も回復の兆し
日本通運日本・欧州など4部門増益
商船三井通期経常黒字予想へ上方修正
川崎汽船経常損失369億円へ拡大
日立物流国内物流の受託堅調、国際カバー
郵船ロジスティクス航空事業の仕入れ高騰し通期利益下方修正
三菱倉庫国際取扱除き堅調で営業益25.4%増
NSユナイテッド海運外航海運事業は回復基調にあるものの引き続き厳…
飯野海運引き続き円高や市況の低迷が続くなか、既存契約…
宇徳港湾事業が増収増益となったものの、プラント・…
アサガミ物流事業で輸出の取扱量の減少、印刷事業で料金…
川崎近海汽船近海部門では市況の低迷や円高、内航部門では燃…
東海運中央アジア・ロシア向けの油井管や中国・東南ア…
明治海運外航海運部門は、新造船バルカー1隻、自動車船1…
トーモク長野などの新拠点が業務を開始したことで取扱量…
サンリツ国内子会社では、主要顧客の製品取扱額の減少に…
東洋水産冷蔵事業は、福岡アイランドシティ物流センター…
桜島埠頭液体貨物の貨物運送業務が前年同期中に終了した…

■NSユナイテッド海運
外航海運事業は回復基調にあるものの引き続き厳しい状況が続いており、特に上期の不振が響いたことにより減収減益となった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
91,614-14.5%29,988-17.5%
営業利益
4,647-20.3%5.1%938-51.1%
経常利益
3,478-27.4%3.8%
最終利益
3,204-21.0%3.5%

NSユナイテッド海運

■飯野海運
引き続き円高や市況の低迷が続くなか、既存契約の有利更改への取り組みや配船・運航採算の向上を図ったものの減収減益。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
62,381-13.9%19,730-19.3%
営業利益
5,211-20.0%8.4%893-40.2%
経常利益
4,377-33.3%7.0%----
最終利益
3,814-21.5%6.1%----

飯野海運

■宇徳
港湾事業が増収増益となったものの、プラント・物流事業が大幅な減益となり、全体では売上高2.4%増、営業利益14.1%減となった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
36,8742.4%12,0511.6%
営業利益
1,876-14.1%5.1%84881.6%
経常利益
2,015-13.0%5.5%----
最終利益
1,58112.4%4.3%----

宇徳

■アサガミ
物流事業で輸出の取扱量の減少、印刷事業で料金改定に伴う減収があったものの建物修繕費の減少により、売上高は356億9500万円(前年期比1.7%減)、営業利益は22億1800万円(27.9%増)、経常利益は22億700万円(34.4%増)となった。通期予想に対する進捗は売上高79.3%、営業利益124.7%、経常利益136.2%、純利益135.4%と、利益面で大幅に上回っている。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
35,695-1.7%9,063-3.7%
営業利益
2,21827.9%6.2%----
経常利益
2,20734.4%6.2%----
最終利益
1,28341.3%3.6%----

アサガミ

■川崎近海汽船
近海部門では市況の低迷や円高、内航部門では燃料油価格の下落に伴う燃料調整金収入の減少などもあり、売上高が15.3%の減収。営業利益は52.9%の減益となった。加えて近海部門の船隊規模の適正化の一環として第1四半期に定期用船契約の期限前解約を実施し、特別損失として用船契約解約金4億6400万円などを計上したことで、純利益は72%の減益。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
28,001-15.3%9,261-19.4%
営業利益
1,168-52.9%4.2%854-28.1%
経常利益
1,111-54.5%4.0%
最終利益
448-72.0%1.6%

川崎近海

■東海運
中央アジア・ロシア向けの油井管や中国・東南アジアからの海上コンテナ取り扱い量が減少、倉庫貨物の取り扱いも減り、減収減益。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
28,109-3.8%9,320-4.9%
営業利益
467-13.4%1.7%130-37.2%
経常利益
517-9.0%1.8%
最終利益
325-48.4%1.2%

東海運

■明治海運
外航海運部門は、新造船バルカー1隻、自動車船1隻を投入したほか、新規参入する船種となるコンテナ船の取り扱いを決定し、業容拡大を図ったことで売上高1.1%増、営業利益は12.4%増加した。通期予想に対する進捗は売上高74.7%、営業利益92.8%と営業利益が上振れで推移。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
26,9071.8%8,4701.7%
営業利益
4,36311.7%16.2%1,22534.9%
経常利益
3,620-20.5%13.5%
最終利益
1,116-46.9%4.1%

明治海運

■トーモクの運輸倉庫事業
長野などの新拠点が業務を開始したことで取扱量が増加し、売上高が32.4%増となった。営業利益は新物流センターの投資効果やコスト削減に努めたことで15.7%増加。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
21,57732.4%8,05839.2%
営業利益
1,08615.8%5.0%44326.9%
経常利益
----------
最終利益
----------

■サンリツ
国内子会社では、主要顧客の製品取扱額の減少に加え、そのほかの顧客で前期に発生した特需の反動により、減収減益となった。一方、中国では子会社2社を譲渡したことなどで赤字体質からの改善が進んだほか、米国はスチール梱包業務が軌道に乗り始めたほか、調達物流への取り組みも行ったことで増収増益。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
10,862-7.2%3,639-5.4%
営業利益
429-31.0%3.9%162-27.4%
経常利益
335-35.2%3.1%----
最終利益
157-42.8%1.4%----

サンリツ

■東洋水産冷蔵事業
冷蔵事業は、福岡アイランドシティ物流センターの稼働効果や積極的な営業活動により受託品の取り扱いが好調に推移し、売上高は129億7700万円で前年同期比4.2%の増収。セグメント利益は、福岡アイランドシティ物流センター関連費用の計上に加え人件費・運送費の経費が増加したことで14億1900万円となり、1.7%の減益だった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
12,9774.2%4,4275.0%
営業利益
1,419-1.7%10.9%498-4.8%
経常利益
----------
最終利益
----------

■桜島埠頭
液体貨物の貨物運送業務が前年同期中に終了したことや危険物倉庫が顧客準備のために休止していることから、減収減益。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
3,123-6.7%1,107-7.8%
営業利益
10-86.9%0.3%45-21.1%
経常利益
52-56.8%1.7%----
最終利益
6-94.9%0.2%----

桜島埠頭