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JAL・3Q、国際線貨物収入25%減少

2017年2月1日 (水)

ロジスティクス日本航空(JAL)が1月31日に発表した4-12月期決算によると、国際線貨物収入は318億4400万円で前年同期に比べ25%減少した。

燃油サーチャージ収入の減少、外貨建貨物収入の円高の影響による減少などで落ち込んだ。一方、有償貨物トンキロは前期からマーケット需要が回復に転じたことで13億1906万トンキロで6.7%増加した。

国際線郵便は、4-6月期に堅調な個人通販の需要を取り込み、7-9月期以降は前年並みの重量を確保。日本郵便と連携して提供する国際スピード郵便の保冷配送サービス「クールEMS」はマーケットでの定着や取扱郵便局拡大により、取扱量は昨年度から大幅に増加した。輸送実績は郵便トン・キロベースで3.6%増加したものの、収入は外貨建郵便収入の円高の影響による減少も響き18.1%減となった。